ノルウェー産の養殖サーモンは健康に悪い?真実をデータをもとに解説

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【もくじ】



1.養殖のノルウェー産サーモンについて

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スーパーや、回転寿司などでよく見かける脂が乗った美味しそうなサーモン。おそらくそれらの多くはノルウェー産の養殖サーモンです。 身は優しいピンク色で、身には綺麗な脂のスジが並んでいるのでつい手にとってしまいますよね。

しかしながら、「ノルウェー産の養殖サーモンは健康に悪いんじゃないか?」という話がこれまでに噂され、ネット上でもいくつかの議論がなされてきました。

「養殖サーモンは抗生物質まみれ!薬漬けのサーモンは有害だ!」

「サーモンは健康によくない!医者は食べないぞ!」


という人もいれば、それに反論して


「抗生物質はそもそもあまり使っていない!」

「サーモンが危険はデマだ!」


という意見もあったりしました。

抗生物質の話は産地によって全く事情が異なりますし、後者は結局どう健康に悪いのか漠然としていて、「結局のところ養殖サーモンは食べて良いのか?」は分からず仕舞いです。


実際に、参考[1]によるとチリ産の養殖サーモンとノルウェー産の養殖サーモンにおける抗生物質使用量には大きな差があります。



【原文抜粋】

In 2014, the Chilean salmon industry produced around 895,000 tonnes of fish and used 563,200 kilograms (1.2 million pounds) of antibiotics, according to government and industry data. Antibiotic use had risen 25% from 2013. In contrast, Norway produced around 1.3 million tonnes of fish and only used 972 kilos of antibiotics in 2013.

【日本語訳】

・政府と水産業界のデータによると、チリは2014年において895,000トンのサーモンを生産するのに563200キロの抗生物質を使用した(2013年よりも25%増加している)。

・一方ノルウェーでは2013年に1,300,000トンのサーモンを生産するのにたった972キロの抗生物質しか使用していない。


参考[1]:The Truth About Norwegian Farm-Raised Salmon fromnorway.com


上記のように、チリ産に比べてノルウェー産のサーモンは抗生物質の使用量が圧倒的に少ないので、今回のノルウェー産の養殖サーモンにおけるリスクにはなり得ません。従って議論の題材からは除外しましょう。あれもこれもと言い出すと、これまでに出てきた様々なデマ情報然り、結局大事な点がぼやけて結論が曖昧なものになってしまいますからね。


そのような曖昧な認識の中で、


「危険である!」

「いやいや全然問題ない!安全!」


というどちらかに偏った意見を実際に比較せず鵜呑みにするのはちょっと危ないですし、あくまでも中立的にサーモンを食べる事でのリスクを踏まえた上で、計画的に食べるべきだと私は思います。


そこで今回はチリ産の養殖サーモンとは区別した上で、抗生物質ではなく「ダイオキシン類含有量」の観点からノルウェー産の養殖サーモンを食べることのリスクを知って頂くために、1か月ほどかけてこの記事を書きました。今後の食生活を考えるうえでの一助となるはずですので、宜しければ最後までお読み頂ければ幸いです。


ダイオキシン類と呼ばれる化学物質について

・PCDD(ポリ塩化ジベンゾ‐パラ‐ジオキシン)

・PCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)

・Co-PCB(平面構造のポリ塩化ビフェニル)。

 

2.養殖のノルウェー産のサーモンは有害な「ダイオキシン類」を多く含んでいる

まずは、東京健康安全研究センターから2005年に公表された輸入サーモンにおけるダイオキシン類の含有量を比較した資料が公表されているので、それを先に見て頂きましょう。

 

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参考 [2]:東京健康安全研究センター:輸入サケ類のダイオキシン類残留レベル



1.[養殖]チリ産の銀サケ(Coho Salmon)...0.38pg TEQ/g

2.[養殖]ノルウェー産サーモントラウト...5.2pg TEQ/g

3.[養殖]カナダ産キングサーモン...1.3pg TEQ/g

4.[養殖]ニュージーランド産キングサーモン...0.50pg TEQ/g

5.[天然]アメリカ産紅ザケ...0.95pg TEQ/g

 

表の中で出てくるpg TEQとは、pg=1兆分の1グラムを表すピコグラム、TEQは毒性当量を表す単位。TEQはダイオキシン類の毒性の度合いです。この値が大きいほど毒性が強くなります。

英語で表記されていますが、ノルウェー(Norway)産のサーモントラウト(salmon trout)のTotal TEQは5.2pg TEQ/gと他のものに比べて極端に高い数値を示していますね。そして特に、肥満や糖尿病を引き起こすPCB類がそのうちの4.4pg TEQ/gを占めています。


諸説あるものの、環境問題などでもよく耳にする「ダイオキシン類」は生物への影響力を持ちます。正しい生殖機能を壊す内分泌かくらん物質としての性質や、肉体の肥満や高血糖につながる悪い方の影響ですね。摂取すると即有害となる訳ではありませんが、体内に蓄積し続ける毒物であるという認識は必要でしょう。


それらの性質から、言うなればダイオキシン類は魚を肥満にする、つまりある意味では脂が乗った状態にする作用があるのです。



おや?ダイオキシン類がサーモンに多く含まれる?

ダイオキシンは、ゴミの不適切な処理で空気中に舞う化学物質ではないの?

 

 

このような疑問を持つ方も多いかと思いますが、環境が改善されてきた現代においてのダイオキシンの摂取経路というのは大気中ではなく、約90%が魚介類なのです。

そしてその中でもノルウェー産の養殖サーモンにダイオキシン類が多く含まれる理由はサーモンが食べるエサ、つまり飼料の中に鍵が隠されているようです。

 

 

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これは何も、化学物質としてのダイオキシン類をわざわざ添加物のような形でを混入する必要はなく、「ダイオキシン類を多く含む食品」を餌の中に混ぜるだけで充分に事が足ります。

 

それが「魚油」や「魚粉」という形での配合なのかなと。

 

実際に、農林水産消費安全技術センターの平成27年度飼料中のダイオキシン類実態調査結果によると以下の事が報告されていました。

 

魚油 5 検体中では、平均値が 7 pg-TEQ/g(最小 3.1~最大 14)

魚粉 10 検体中では、平均値が 0.86 pg-TEQ/g(最小 0.15~最大 1.9)

動物性油脂 10 検体中では、平均値が 0.08 pg-TEQ/g(最小 0.007~最大 0.16)

参考[3]:農林水産消費安全技術センター:平成27年度飼料中のダイオキシン類実態調査結果

 

 

魚油だけで平均7pg-TEQ/gです。これらを上手に混ぜ合わせることにより、あくまでも自然な原料でダイオキシンを十分に含むエサが完成するというトリックです。上手いですね。

 

先ほどのノルウェー産の養殖サーモンは5.2 pg TEQ/gで、魚油は7pg TEQ/g。

 

いまいちピンと来ない数字ではありますが、WHOが定義している人間が毎日摂取しても耐えられるダイオキシン類の耐容量は人間の体重1kgあたりに最大4pg TEQだと定義されています(究極的に1kgあたり1pg TEQへの削減が目標とされているが、現時点では4pg TEQが基準となっている)[3]。

 

参考[4]:厚生労働省 ダイオキシンの耐容一日摂取量(TDI)について

 

これはつまり「体重50kgの人間であれば200pg TEQまでなら1日に摂取してもセーフなラインだよ」という意味なのですが、サーモンの例であればたった40gで基準値を超えてしまいます。

 

サーモン40gというのは分かりにくいので、もっと簡単にお寿司で換算してみましょう。

 

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業務用の寿司ネタにおけるサーモンは1枚あたり約10g前後のものが一般的です。1皿に2貫乗っているのが主流であるとすれば、たったの2皿(4貫)が40gの目安になりそうですね。産地によってや、脂の少なめなサーモンであればもう少し食べても大丈夫でしょう。

 

ただし実際には他の食品からもダイオキシン類は摂取してしまうので、40gでも食べすぎなレベルだと判断できます。

 

ノルウェー産のサーモンが安全か安全ではないかという認識は人によって様々ですが、それくらい高レベルなダイオキシン類を含むという事実は認識しておくべきでしょう。

 

そしてダイオキシン類は水に溶けにくいので体外に排出されにくく、油に溶けやすい性質をもつのでサーモンの体内にどんどん蓄積されていきます。高いレベルでダイオキシン類が含まれたエサを食べたサーモンはその作用で肥満体になり、これがいわゆる「脂の乗ったサーモン」になるのです。

 

では、ダイオキシン類を体に蓄積させるというのはどういうことなのか。

 

ダイオキシン類を多く摂取すると、内から肥満体になっていく。

そしてそれらは自然には体外に排出されにくく、摂取するほど蓄積されていく。

 

だとしたら、そのようにダイオキシンが蓄積されている脂の乗ったサーモンを食べ続ける私たちの身体はどうなっててしまうの?

 

答えはシンプルなもので…

脂の乗ったサーモンの次は、私たちが「脂の乗った人間」になる番だということです。

 

3.ダイオキシン類が人体にもたらす重大な影響

ダイオキシン類が人体にもたらす影響は多々ありますが、ここでは敢えて1つに絞りの「肝臓と脂肪に蓄積して肥満を引き起こす」という側面だけに着目することにしましょう。

 

HuffPostの記事から引用させて頂きますが、養殖されたサーモンをマウスに与えた実験が大変興味深いものでしたのでご紹介します(※私個人がした翻訳なので間違った訳をしている箇所があるかもしれませんが、ご容赦願います)。

 

参考[4] HuffPost Is Atlantic Salmon (Farmed Salmon) Linked to Obesity and Diabetes? 

 

【原文抜粋】

Another rodent study fed mice one of several different diets for eight weeks and monitored their health outcome in relation to weight and blood sugar control. Those not on a control diet were fed either a high fat diet, a high fat diet with farmed Atlantic salmon, a Western diet or Western diet with Atlantic salmon. Another group was fed a high fat diet with Atlantic salmon from which the PCBs and chlorinated pesticides were removed. Those mice fed the contaminated salmon fillets developed exaggerated insulin resistance, visceral obesity and glucose intolerance. They also experienced a reduction in muscle glucose uptake in response to insulin. The mice fed the high fat diet with toxin-reduced salmon did not have these adverse health effects. It should be noted that it did NOT take a long time for these rodents to develop obesity and blood sugar problems after starting to consume the toxic salmon. The persistent toxicants will lead to a very rapid poisoning of the mitochondria, and since they are persistent will stay in the body for a long time. In fact, they are so persistent that the PCBs you get from one meal of farmed salmon will not be fully cleared out of the body for between 50 and 75 years.

 

 

【日本語訳】

もう1つのげっ歯類(ねずみ等の生き物)の研究では、8週間にわたりいくつかの異なる食餌の1つをマウスに与え、体重および血糖コントロールに関して健康状態をモニターした。

 

与えられたエサがコントロール食のエサではないマウスは、

・高脂肪食のエサ

・養殖アトランティックサーモンを使った高脂肪食のエサ

・西洋食のエサまたはアトランティックサーモンを用いた西洋食のエサ

 

のいずれかを与えることにする。

 

別のグループには、PCBおよび塩素系殺虫剤が除去されたアトランティックサーモンを用いた高脂肪食のエサで飼育した。

 

汚染されたサケフィレットを与えられたマウスは、悪化したインスリン抵抗性、内臓肥満および耐糖能異常を発症し、彼らはまた、インスリンに応答した筋肉のグルコース取り込みの減少を経験した。毒素を減らしたサケで高脂肪食を与えたマウスには、これらの有害な健康への影響はなかった。

 

留意すべきなのは、これらのげっ歯類が毒性のあるサーモンを摂取し始めた後、肥満や血糖の問題を引き起こすには長い時間がかからなかったことである。

 

持続性の毒物は、ミトコンドリアの非常に急速な中毒につながり、それらが永続的であるため、長期間体内に留まるでしょう。実際にそれらの毒素は長く存在し続け、あなたが1回の食事で養殖されたサーモンから得られるPCBは、50年から75年の間はあなたの体内から完全に除去されません。

 

 

このマウスの実験結果をイメージしやすくする為にそれらのマウスの画像を探したところ、「Farmed Norwegian Salmon World’s Most Toxic Food」という動画内で該当する場面をみつけましたので、その動画内で出てきたマウスの画像部分だけを抽出した表を作成しました。どれほど違うのかを文章ではなく視覚的に比較してみましょう。

 

元の動画は約1時間ほどあり内容がとても濃いので、興味がある方は是非ご覧になってください。マウスの研究に関わるパートから再生されるように設定してあります。

 

※マウスの内臓を見比べる画像になっていますので、生物の解剖等が苦手でない方だけ下の画像をクリックしてください。クリックした場合のみ画像が切り替わります。

 

参考[5] Farmed Norwegian Salmon World’s Most Toxic Foodより引用

 

 

【参考[5]動画】

 

この3つの画像では先ほどの実験で出てきた、

 

「コントロール食のエサ」を食べ続けたマウス

「西洋食のエサ」を食べ続けたマウス

「養殖サーモンを使用した西洋食のエサ」を食べ続けたマウス

 

の3者において、内臓を比較した画像になっています。

 

 

結果は一目瞭然で、コントロール食のマウスよりも西洋食の方が少しばかり肝臓肥満ぎみになっていますが、養殖サーモンを使用したエサを食べ続けたマウスは肝臓の脂肪が大きく膨れ上がってしまっていますね。この実験結果は「私たちが養殖サーモンを毎日のようにたくさん食べ続けたらどうなってしまうのか」を教えてくれています。

 

もちろんマウスと人間では、PCBやダイオキシン類に耐えられる1日あたりの耐容摂取量は全く異なりますが、「養殖サーモンを食べすぎることによる体内への影響」は十分に見て取れるのではないでしょうか。

 

ダイオキシン類の効果を多分に受けているサーモンを口にするという事は、自身の身体でその効果を再現するようなものでしょう。もちろん耐用量を守って食べ過ぎなければ良いのですが、このような事態に繋がりかねないという事実は認識した上で選ばなければなりません。

 

そして先ほどの繰り返しになりますが、その原因となる化学物質は50年から75年の間はあなたの体内から完全に除去されないのです。

2005年のダイオキシン類対策関係省の調査によると、体内のダイオキシンを半分にするのに7年はかかるそうです。完全な除去ははるかに難しく、半分にするのにすら10年弱は必要という感じでしょうか。

参考 [6]:ダイオキシン対策関係省庁:関係省庁共通パンフレット

 

体内にPCB類やダイオキシン類を取り込み続ける事は、やはり出来るだけ避けたほうが良い。

多量に摂取した場合の悲惨な結果は1968年に起きた「カネミ油症事件」が既に教えてくれています。

 

当時健康に良いと言われて販売されていた食用油「カネミ油」の中に、ダイオキシン類が混入しており、多くの方々がダイオキシン類による中毒症状にかかってしまったようです。

 

若い方だと、そんな事件あったの?という程度の認識かと思いますが、大変悲劇的な事件でした。

 

【カネミ油症の主な被害】

・顔面や背中等の座瘡様皮疹

・歯肉、爪、結膜等へのメラニン色素の沈着

・内分泌症状(月経異常や性欲減退等)

・呼吸器症状(咳や喀痰の増加等)

・全身の倦怠感

・頭痛

・腹痛

・四肢の感覚異常等の症状

 

さらに、油症患者の妊婦からは“黒い赤ちゃん”と呼ばれる強度のメラニン色素沈着を示す子供が産まれ、母胎から胎児へのPCBによる影響も明らかとなっています。

 

参考[7]:愛知県衛生研究所:PCB(ポリ塩化ビフェニル)

参考[8]:厚生労働省:カネミ油症の手引き

 

では、それだけ体内に残留し続けるダイオキシン類は一度摂取してしまったら、もうどうしようもないの?

 

という疑問が浮かびますがそうでもありません。有難いことに、体内のダイオキシン類を少しでも減らすために出来ることはあるのです。

 

4.体内に入ったダイオキシン類を減らすために出来ること

身近な方法で体内のダイオキシン類を減らす方法はちゃんとあります。例として2つ挙げてみましょう。

①出産する

これは女性に限った話になりますが、出産することでも体内のダイオキシン類を大量に減らすことができます。

 

しかしながら、厳密に言えばこれは自分が産む子供へダイレクトに自分の体内のダイオキシンを移す、ということでもありますので、要注意です。総量は変わらず、母親のもっていた分の一部を子供に渡すだけなのですから。

 

将来自分が産む子供がどれだけダイオキシン類を背負った状態で人生をスタートさせるかは、母親となる女性の身体にどれだけダイオキシン類が蓄積されていたかに直結しますから、子供のことを考えてもやはりダイオキシンの摂取は可能な限り予防し、減らしていかなければならないでしょう。

 

②食物繊維が豊富、または緑黄色の野菜をたくさん食べる 

食物繊維と葉緑素は、ダイオキシンを吸着してくれる働きが確認されており、便と一緒に体外に排出することが出来るようになります。

逆にこの食物繊維と葉緑素が少ないと、便として排出しようとした所で油に溶けやすいダイオキシン類は腸から身体に再吸収されてしまうのです。これが身体から自然にダイオキシンがなくならない理由の1つ。

 

特に、参考[9]によると大麦若葉の効果は凄まじいものがあり、血中のポリ塩化ビフェニルを20%も減少させたという実験結果も報告されております。

でも、スーパーの野菜コーナーで大麦若葉を見かけたことある方っているんでしょうか?

 

恐らくなかなか売っていないので、手軽に補給するなら青汁を飲むのがダイオキシン排出に効果的という事になります。または、食物繊維が多く含まれている食品などを摂ることですね。

参考[9]:日本薬学会:一般日本人の血中PCBレベルと大麦若葉エキス末による低減効果

5.結局、ノルウェー産の養殖サーモンは食べてもいいのか?

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これまでにご説明してきたことの要点をまとめると、以下のようになります。


・ノルウェー産の養殖サーモンに含まれるダイオキシン類は5.2pg TEQもあり、他のサーモンに含まれる1.0pg TEQ前後に比べて明らかにダイオキシン類の毒性が強い。

・ダイオキシン類は即有害となる訳ではないが、身体に蓄積されていく持続性毒物であり、肥満を引き起こす性質がある。

・出産時には子供に体内のダイオキシン類も大量に受け渡される。母親になる方であれば、ダイオキシン類を体内から出すのは子供のためにもなる。

・ダイオキシン類における人間の1日あたりの耐容量は自分の体重1kgあたり4pg TEQ。体重50kgの人なら1日あたり最大200pg TEQまでなので、1gあたりのダイオキシン類が5.2pg TEQのノルウェー産の養殖サーモンは約40g程度までに抑えたほうが良い。(ただし、これは毎日持続的に摂取する場合。週に1回など頻度が低いならばこの限りではなく、あくまで国が推奨する目安)。

・体内のダイオキシンは自然には体外へ排出するのは困難だが、食物繊維や葉緑素を意識的にたくさん食べることで排出を促す効果が確認されている。特に大麦若葉は効果が大きい。飲みやすくて大麦若葉が配合された青汁を飲むと手軽に摂取できる。


従って、結論はこうです。「ノルウェー産の養殖サーモンは。食べ過ぎなければ全く問題はない。ただし人体に有害なダイオキシン類が多く含まれているのは事実なので、摂取する量を調整するか、ダイオキシン類を体外へするために出来ることを行う意識を向けるべきである。

私には養殖産業を不当に貶める意図は一切ありません。ただ単純に、食品の実態についての本質を私たち消費者が何も知らずに口にしているのは不公平だと思うだけです。

「データも何もない情報に惑わされたり、何も知らずに選択する」のと、「今回ご紹介したリスクを知った上で適切な量を選択する」のとでは、身体の健康を維持する上で大きな差が生まれてしまいます。どうか皆様もご自身のお身体を大切になさってください。体内が健康であってこそ、より楽しく生きることにつながると思いますので。


長文の記事ながら、ここまでお付き合い頂き誠に有難う御座いました。この記事があなたと、あなたの身近にいる大切な人たちの健康を守る事に繋がるようにお祈り致します。


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