50%の確率で女子大生のUSBと思われる物を拾って警察に届けた話

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~回想~

 

事の始まりは先週の金曜日。

大学からの帰り道に、TOSHIBAと書かれた白いUSBメモリが落ちていたのだ。

 

自分がいつも使っている東芝製のUSBメモリと全く同じだったので、

 

「あれ、落としたかな?」

 

と思いつつとりあえず拾って帰ったのだ。ところが家に帰って確認してみると。

 

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自分のUSBメモリはちゃんとあった(´・ω・`)

 

つまりこれは、外見はまったく同じなのだが僕のではない「他人のUSBメモリ」という事になる。(´・ω・`)Oh...

 

「仕方ない、近いうちに警察に持っていくしかないな・・・」とそのUSBメモリを机に置いた。

 

 

 

だが、ここでふと思ったことがある。

 

 

 

 

「このUSBメモリの中身を覗いたら、ブログのネタとして非常にオイシイのではないか・・・?」

 

 

 

このUSBメモリを拾った場所は大学のすぐ近く。

学生の通学路に落ちていたのでこれは大学生の所持物である可能性が非常に高い。そしてウチの大学は約半数が女子という構成比率になっている。

 

 

つまりだ。

 

 

 

 

約50%の確率で、これは女子大生のUSBメモリなのである。

 

 

 

 

 

 

(´・ω・`)おほぉ・・・!

 

~回想終わり~

 

 

 

うぉぉ・・・。見たい。

この中身、見たいぞ。

 

 

 

・・・という葛藤が、正直あった。

 

 

 

 

「女子大生のUSBメモリ拾ったったww中にあった衝撃的な画像がこちらww」

みたいなアクセス数稼げそうな記事かけるな!?

 

 

とも思った。

 

 

だがここで僕の理性が働き、冷静に考えてみると一つの疑問が浮かび上がった。

拾ったUSBメモリの個人情報を覗き見した上に、それを記事にしてネット上に公開しようものなら、僕はどうなるのだろうか?と。

 

 

その答えは火を見るより明らかだった。

完全にただの犯罪者だ。\(^o^)/ポゥ

 

まぁいろいろな罪が考えられるけど、一番該当しそうなのは「遺失物横領罪」だろう。

 

【遺失物横領罪】

 

遺失物、漂流物、その他占有を離れた他人の物を横領する罪(刑法254条。遺失物等横領罪)。1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料に処せられる。占有離脱物横領罪ともいう。遺失物とは、落し物忘れ物が典型であるが、間違って手渡された物や誤配された物も含まれる。[名和鐵郎]

(日本大百科全書より引用)

 

要するに、落ちている物を自分の所有物にしようと意図的にネコババをして、警察へ届け出をしなかった場合に罰せられる罪。 

 

 

 

その結論に達すると、家に帰ってから一瞬「お宝」のように見えたこのUSBメモリは一瞬で「爆弾」に変わった。

 

 

自分のUSBと勘違いしたとは言え、やばいもん拾っちゃったな・・・(´・ω・`;)

 

 

USBメモリを拾った場合について色々と調べてみると、そもそもUSBメモリを拾って自分のPCに刺し込むこと自体、相当なリスクを覚悟しなければならないらしいですね。

 

 

 ウイルス感染の危険性は誰でも分かると思いますが、

刺すと一瞬でパソコンを焼き切ってしまうUSB型の破壊装置(USB Killer)までありますからね。恐ろしい。

 

 【参考動画】

youtu.be

 

これらのデメリット(1年以下の懲役、10万円以下の罰金+パソコンが破壊される可能性)を考えれば、興味本位で誰の物か分からないUSBメモリを覗くのは圧倒的に割に合いません。

 

 

これ以上面倒ごとに巻き込まれるのは嫌なのでUSBメモリには関与せず(パソコンへ接続する事もなく)、週末の朝一番に警察へ届ける事にしました。

 

 

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幸いにして、金曜日に拾って日曜日の朝一番で届けに行ったので面倒ごとにはならなかった。面倒な取り調べもなく、権利放棄をした上で遺失物を届けに行って10分程で終了。

 

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ちゃんと届けましたよ(`・ω・´)!

 

 

今の所、あれから家に警察の方は来てない。

中身も見てないから何も知らないし、来られても困るんだけどね。

(※もし任意捜査や事情聴衆あったら追記します)

 

 

僕がこんな記事を書いた上で伝えたい事は、人は(特にブロガーやYoutuberは)人生に刺激やネタを求める余り、誰しも「バカッター画像を投稿する馬鹿」「おでんツンツン男」になる可能性を秘めているんじゃないか・・・?という懸念です。

 

僕自身、今回はちょっと危なかった気がします。

アクセス数を稼いだり、ちょっと目立とうとするならば、何か非日常の体験が必要だから。

 

 

そして今回のようにUSBメモリという、様々なブックマークや写真、動画などが保存されていて他人の日常が覗けるチャンスが目の前に落ちていたら?

 

 

大半の人は拾ってしまうでしょう。

これはもう海外の実験結果でも明らかにされています。

 

 

イリノイ大学のキャンパス内に297個のUSBメモリを自然な位置にばら撒いた結果、全体の98%のUSBメモリが2日間のうちに拾われている。

 

さらに拾った人間の45%は中に保存されている画像やHTMLファイルを開いていたというのだ!(そして、そのファイルが開かれると誰が、いつ、どこでアクセスしたのかのデータをサーバーに送る仕組みになっていた)。

(引用先)ASCII.jp:だって人間だもの…拾ったUSBメモリを開く人は何割いる?調査 (2/2)|Black Hat USA 2016/DEF CON 24 ラスベガス現地レポート

 

 

これは海外で行われたただの実験だから良かったものの、日常の中で拾ったUSBメモリを覗いて、ネタにするべくしてそれを晒せば持ち主の元にその情報が行くのは時間の問題だ。

 

そうなれば、被害者と横領者の特定は簡単に済ませられる。

拾った人の人生はそれだけでTHE END。

 

 

遺失物横領自体、その物を無くした人や警察サイドが「こいつはネコババするつもりで拾ったはずだ!」と主観的に判断されてしまえば、拾った人間の立場はとても弱い。

 

今回は2日後にすぐ届け出を出しましたが、もし拾ってから届け出をせずに1週間以上も時間が経って居たら?横領の意志があったと言われても対抗する事は出来ませんよね・・・。

 

 

 

下手な善意で物を拾っても、届け出るのがうっかり遅くなってしまえば罪に問われる。

そんなリスクを背負ってまで「物を拾ってあげる意味」はあるのだろうか?

 

 

と、少しばかり考えさせられた出来事でもありました。

一歩間違えれば僕が犯罪者扱いさせられていた訳ですからね。

 

 

読者の方々にも以下の事を教訓として、何かの役に立てて頂けたらと思います。

 

 

Point☆

  • 数日以内に警察へ届けられる自信が無ければ、落とし物は拾ってはいけない。
  • 遺失物を拾ってから7日間以上経過すると、遺失物横領の罪に問われる。
  • ブログのネタを探す時は、常に「法的な安全性」を忘れない。

 

 

それではおしまい。

いやらしい画像などを期待をされた方へ。釣り記事御免!!

 

 

 

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