「辞めたい」と思いながら続けてきた営業に区切りをつけました。警察官をクビになった方が、僕の洗脳を解いてくれた話。

こんばんは。元大学生営業マンの荒川真行です!(@Kyadu777) | Twitter

 

この度、1年半ほどお世話になった営業の会社を辞めました。

 

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大学生をしながら営業の仕事をして得たことは本当にたくさんあります。相手とお話(説得)をして自分の商品を買ってもらう為には、多くの事を学ばなければなりませんでしたから。営業哲学の本もたくさん読み漁りました。

 

 

営業の仕事と言えば「歩合給」があるので、売り上げに応じてお給料はそれなりに良かったです。大学生をしながら月30万円を稼ぐ人ってなかなかいないでしょうしね。あ、もちろん営業成績悪い時は0円ですよ。波はあります。

 

 

営業で取り扱う商品も教育関係なので、まさに僕の好きな分野に一致していました。

 

 

「自分のやりたい事が出来て、お給料も良い。ほんとうにいい仕事を見つけたなぁ…(*´ω`*)」

 

 

て、最初の頃は本当に喜んでいました。一生この仕事していけたらいいなぁって。

 

でも勤続年数が長くなり、会社やサービスの内面を知るごとに…ちょっとした不満がたまっていくものです。「本当にこの商品を、心からオススメできない」状態になってしまうと、営業の仕事は途端に苦しいものになるんですね。自分が胸を張って紹介出来ないものを人に売らなければいけないので、一種の罪悪感のようなものも生まれてきます。

 

 

とは言え、かれこれ1年ほどお世話になり、営業マンとして大きく成長させて頂いた会社なので、「辞めたい」と思ってもどこか気持ちにストップがかかっていました。

 

「辞めたら、お世話になった社長さんや、他の社員さんを裏切ってしまうんじゃないか・・・?」そんな気がしてしまうのです。

 

 

「辞めるのはいつでも出来る。もっと頑張って成果を上げてから辞めよう!」とか、「今までもたくさんの人に紹介してきたんだから、自分と契約を結んでくれたお客様のためにも、辞める訳にはいかない」と自分を奮い立たせたり、相談という名目で上司や社長に会い、自分を洗脳して貰いつつなんとか続けてきました。

 

 

洗脳・・・という言葉が正しいのかは分かりません。

でも、「辞めたい」と思ったときに上司や社長の言葉だけで「もう少し頑張ろう・・・!」と気持ちが180度変わるのは、洗脳に近いものを感じます。

 

自分なりにも、「辞めたい」気持ちを抑えるべく自分で自分を洗脳したりもしてました。

 

www.ranranbunseki.com

 

 

営業にのめりこんでいた当時は「会社に洗脳されてるぞ!」なんて家族の声は、まったく耳にしていなかったんですけどね・・・。自分なりの正当化を重ねてきました。

 

 

それでも途中、契約先とのトラブルが原因となり営業の仕事がどうしようもないくらいに嫌になって精神を病み、3か月ほどの休職期間を頂きました。その間はまったく収入源が無いのでとても貧しい生活です。幸い、奨学金を借りていたので最低限の生活は出来ました・・・。

 

 

3か月のお休み期間を経ても、やっぱり今の仕事に対する「嫌な気持ち」が消える事はありませんでした。「あれだけ自信をもってやっていた仕事」が「やりたくない事」に変わってしまうのは、自分としてもなかなか辛いものです。

 

 

2月の初めに営業に復帰したもののそんな精神状態で上手くいくはずもなく、「辞めようかな、でも会社の人たちはすごいいい人たちだしな・・・」と、また悩んでいました。

 

 

そんな感じで悶々としながらネット上で「営業 辞めたい」とか「働きたくない」とかネガティブな検索をしてみたり、いろんなブログを徘徊していると、こんなブログを見つけました。

 

www.keikubi.com

 

 

警察官クビになってからブログ、クソ人生の人へ。

 

・・・もうね、タイトルがすんごい。

このブログを運営しているハルオサンは、警察官をクビになってブラック企業で営業を務めたり、婚約者とも婚約破棄をされたり・・・壮絶な人生を送っています。

 

体験談ベースの記事はとても内容が濃く読んでいて面白いのですが、その中でも「経営者の父親に洗脳をとかれた話」は仕事で苦しんだり辞めようか悩んでいる僕の背中を優しく押してくれました。

 

www.keikubi.com

 

 

父親がハルオサンに「その会社はまともな会社ではない、辞めなさい」と言ったとき、彼の頭の中には「自分の居場所は職場だけ」だという帰属意識が強く根付いていました。

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周りから見ると明らかにブラックな会社であっても、僕らのような当事者にとってそこは本当に仲間関係の濃い、居心地の良い居場所だと感じてしまっています。

 

給料が安かったり、仕事が激務だったり、休みがなかったり、そういう事は辞める理由にはならなくなってくるのです・・・。

 

 

僕が親に説得されたときもハルオサンと同じように、

 

社長の素晴らしさ

会社の人間関係の良さ

仕事のやりがい

 

これらの事を本気で説明しました。

しかしハルオサンの洗脳が解けたのは、経営者である父親の一言。

 

「それは社長に都合良く使われているのではないか?」

ハルオサンの洗脳を解いたのは、父親が背負う社員への「責任」

 

それでも「辞めたくない」という私に対して

父は静かに自分の経営している会社の話をはじめました。

(※ちなみに父は経営者といっても雇われ経営者です。)

父の話は

会社に「重い病気で苦しんでいる社員」がいる事

その社員は「仕事も出来ず、病院で闘病生活」をしている事

そんな社員に対して責任を感じて「父はいまだにお給料を払い続けている」

そして父はつけ加えてこう言った。

「何もしない社員の給料を出し続けることは、会社としても非常に苦しい・・」

「だが会社には社員とその家族に対して責任がある!だから払い続けるんだ」

 

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加えて父は言いました。

「お前のところの社長はどうだ?」

「社員に対して何の責任も取ろうとしてないじゃないか?」

(ああ・・確かにそうだ・・・)

この時、3年間で辞めていった数百人の社員達の顔が頭に思い浮かびました。

会社は彼らに何の保証も与えず、都合が悪くなるとすぐ切り捨てていた。

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父は続けて言いました。

「同じ経営者として責任をとっている俺と、お前の社長どっちを信じるんだ?」

私は・・・・・・・・私は会社を辞める事にしました。

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(この話の続きを読みたい方は、ハルオサンのブログでお楽しみ下さい。ここでは簡単にかいつまんで内容をご紹介しました。)

 

僕がこの話を読んだときに、会社にとっての自分の立ち位置に気付きました。

 

そして、良いのか悪いのかは分かりませんが、すぐに「今の仕事を辞めよう。」と決断することが出来たのです。

 

僕が勤めていた会社は契約の形としては「個人事業主」なので、雇用とは形が違います。

 

僕が精神的に病んで休職しても、会社の誰かが守ってくれる訳ではない。

もし結果が出せなければ、お給料は0円。

個人事業主という扱いなので、バイトのように最低賃金や保険で生活を保障される事も一切ない・・・。

 

当時は「結果さえ出せば問題ない!」と意気込んでそれなりに過ごせていましたが、いざという時に今の会社は何も責任を負ってくれない事に、休職中に痛い程実感しました。

 

代わりはいっぱいいるし、良くも悪くも使い捨てなんだな・・・と。

お世話になった社長さんや社員の方々には、ちゃんと感謝もしていますけどね。

 

 

ハルオサンのように洗脳を受けながらブラック企業で消耗している方は、この世界にとても多くいらっしゃると思います。洗脳された状態で「今の会社で本当に働き続けるべきなのか?」と一度冷静に見つめ直すのは難しいと思いますが、もし今までに今の仕事に対して「辞めたい」と思った事があるならば、ハルオサンのこのエピソードはあなたに大切な何かを気付かせてくれるはずです。

 

 

僕は今までの営業に区切りをつけて、新しい道を探すことにしました。

見切り発車なので、次の仕事も決まっていませんが・・・。

 

 

これでまた1からやり直しですが、一歩一歩頑張って行こうと思います。

自分が胸を張って出来る仕事を探しながら。

 

おしまい。

 

※追記

 

ハルオサンご本人から、コメントをいただきました。

 

どんな選択をすれば良い人生になるか?それは私にもわかりませんが、荒川さんが周りへの思いやりを忘れず、信じた道を真っ直ぐ歩いて行く事が大事だと思います。

 

 

このメッセージだけで、あの方の優しさがすごく伝わってきました。

 

初心を忘れず、思いやりを持って誠心誠意頑張って参ります。

今後とも私と当ブログを宜しくお願い致します!

 

おしまい。

 

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